フランシス・アリス展ジブラルタル海峡編

を観てきた。感想を一言だけ。
基本的には「ドキュメント」というカテゴリーの展示だと思うのだが、

「アウラ」が凄い。

ここのところは、学ばせてもらった。

これより、新作の制作に入る。深く深くダイブ。

浮かび上がったのちに気づくだろう。世界に見覚えがないだろう。

8月21日

完成した個展のフライヤーを取りに武蔵小金井へ行った。その足で、たまに参加させてもらっているスタジオサイファー&MCバトル
「warugaki gym」http://ameblo.jp/warugakigp/entry-11596754166.html
にお邪魔してきた。ときどきは勝てるようになってきてる。なによりラッパーの皆さんが、「抜け作(僕のこと)は美術やってるんでしょ?」みたいに僕のことを覚えてくれてるのが嬉しい。そして、出来たてホヤホヤの個展のフライヤーを、みんなに快く受け取ってもらえたのが本当に嬉しい。

お盆のあざみひら

あざみひらは新潟県十日町市の山の中の集落で、僕の大学時代の先生・日比野克彦氏が10年以上継続してプロジェクトを行っているところだ。8月13日から16日まで、三泊四日で行ってきた。お盆には毎年ここでは日比野さんの主催するイベントがあり、僕も毎年参加して、五年目になる。「褌で演劇をする男」として毎年ここに入っている。

今年はいつもと違って、演出と主演を一人で抱えた。(いつもは山山山(一緒に演劇やってるユニット)のメンバーで内容を考える)。それで、明後日新聞社(日比野さんのプロジェクトのこと)の社員やお手伝いの学生たちにアンサンブルとか脇役で出てもらう、ということをした。

結論から言って、すごく楽しかったし、うまくいったと思う。山山山で演劇をつくるのも楽しいし一人で考えるのはプレッシャーもあったけど(なにせ「台本を書く」という経験がろくにない)、チームで考えるのとはちがった面白さがあった。

あと、村の人の合いの手がとても良かった。絶妙なタイミングでジャストミートに言葉が入ってきて、なんかそれが競争みたいになる。江戸時代とかのプリミティブな「歌舞伎」はこんな感じだったのかなとか思う。
これは5年という時の重なりがなせるわざだったと自負してるし、演劇的にとても面白い(分析に値する)ことが起きてたと思う。
そんなこんなでかなり面白い経験だった。

あと、僕はけっこうな寂しがりやなのかもしれないとか思った。最近は人と会うのが楽しくてしょうがないし、また家でしこしこと制作をする日々かと思うとまた寂しくなる。だが、この日常(ケの時間)があるからこそどこかに出かけたときに好き放題できる
ということだと思う。つまり、今はバランスがとれている。

8月12日雑感

昨日おとといと、友人のアーティストの手伝いで京都の児玉画廊に行ってた。明日から新潟のあざみひら集落に行く。
人と会うのが楽しいっていうことをパフォーマンスの出発点にしたい。「これでいいのだ」っていう風に感じたいし感じてもらいたい。

8月2日のつれづれ

(制作の進みがあまりよくなくて少しばかり焦っていた)

ユメの力は偉大だ。明け方、重めのユメをみたんだ。
かなり説明をすっとばすけど、その結果一つの結論(啓示?)が出た。

「個展まで日がない」のではない。
「生きていられるリミット」まで、日がない。

そういう気持ちで日々を過ごしましょうと。

昨日までまとわりついていたモヤモヤが雲散霧消している。
意識の深いところで、レジストリが書き換えられた感じがする。

(ここに至る流れ)8/1AM、友達と待ち合わせてグルスキー展を観る→同じ国新美に展示中の祖母の作品の鑑賞/撮影→フリースタイルマンションの撮影→サイゼリアで白マグナム一本を開ける→コンビニ前で缶ビールでだべる。16時ごろ?解散。
→駅のトイレで吐く→空白の3時間があり、帰宅が20時→ラーメンをつくって食べる。→二日酔で使い物にならず

→そして明け方のユメ

これにて、満を持して頑張りたい。