久しぶりにブログでも書こうかなと思い、徒然なるままに。
前回の執筆は個展の搬出の日だった。そのあとは間髪を入れずにキ・カンパニーという劇団の演劇に出演した。
個展前の1ヶ月ほどは、空いた時間(定職があるわけではないので生活の殆ど)は大体、作品の制作に費やした。
余談だが今 爪を切った。伸びてるとキーボードが打ちにくいからだ。僕の弟はクラシックギターをやっているので右手の爪が長い。さぞキーボードが打ちにくいだろうな。
で、爪を切って。展示する作品を公に発表するというのは初めての試みであった。その制作というのは味わったことがないストレスを伴った。まあ喜びのほうが大きいんだけど。
制作の内容は具体的には、祖母の部屋を整理して掛け軸を出したり、壁にかけたり、丸めて箱にしまったり、その様子は逐一映像に残しつつ。うまく撮れていないのでそれらを何テイクかやり直したり。
で、鑑賞に堪えうる作品ができるなんて保証はどこにもないなかでそういいうことを繰り返しながら突き進んでいくわけですね。一人で。
大変だったー。
まだまだだけど。
↓↓↓またも余談。
ざっくり言うと僕にはやはり(静かな展示よりも)パフォーマンスをやってほしいという意見をけっこう沢山いただいた。そう思う(思ってくれる)ひとが多くいるということがわかったということは収穫ではある。自分でもそのほうが性にはあっている、というか遠くまで自分を連れていってくれるやりかただとは思う。
しかし誰が何人が読んでいるかも分からないところで僕の考えをぼそっと言うと。
①ぼくは今回 「個展を開く」ということを「とても尺の長い」パフォーミングアーツとしてやっていた。(制作の中盤あたりでこのコンセプトは生まれた)。このフレーミングはいずれもっと分かりやすいかたちで提示したい。
②shing02(アメリカ在住の日本人ラッパー)の「リリック展」を夏、見に行った。ま面白かったが、shing02のことを知らないひとにとっては、なにがなんだかさっぱり(というか観ない)というのが正直なところではないだろうか。でも、そういうのも展示として「悪くはない」、というか「良い」と思うのである。shing02の音楽をよく聴いているリスナーにターゲットを絞り、彼らがshing02にしては稀な機会である展示を観てなにかを得て帰っていく。僕の理想はもっと高い。
が、今はshing02ほど有名ではないのでこの例えは成り立たない。orz。
が、いずれは。
ということをブログの片すみで高らかに言っておこう。
↑↑↑余談
と、個展まではそのような内に篭った日々をすごしたわけだ。で、演劇にでる。
やはり面白いわけですね。この活動の「振れ幅」が、面白い。し、双方に良く影響すると思う。精神衛生上も、いい。演劇というのは、比ゆ的な意味で人生そのものだなと思う、今回も本番中そう感じる瞬間が何回かあった。
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昨晩はアルティメットMCバトル群馬予選に赴いた。自分のスタイルを、85%くらい出せたと思う。85%なので負けた。1回戦負けだ。
勝てない期間っていうのがあるほうが、いい。