生のデータと火にかけたデータ

2013
モニター2台、プロジェクター、ビデオカメラ、身体表現
サイズ・上演時間 可変

上野

六本木

文化人類学者レヴィ=ストロースが明らかにした、いわゆる「未開社会」の思考法・歴史観と、そこに在る美意識をビデオカメラという道具を使って描き出すことを目的としたパフォーマンスである。上演される場所を中心とした「空間のプロモーション・ビデオ」をつくり、そこから抽出したイメージをボディペイントとして身体に付着させる。その身体をライブカメラを通して映し出しながら、神話生成時におけるような論理で身体と空間を接続させるボイスパフォーマンスを試みる。